アロマを臨床に広めた物語(2005年) その①
こんばんは
きろんのブログにお越しくださり
ありがとうございます。
母親の介護中ですが
要介護認定は要介護2が出ました。
徐々にベッドからはなれて生活できるようになり
要介護2もいらない感じです。
結局
介護申請したけれど
使ってません。
3度の食事はわたしができるし
掃除も洗濯も
買い物も
入浴介助も
看護師のわたしなら
普段どおりいけているので。
家の中をリハビリがてら
歩行練習も
看護師程度の技術でできる状態なので
結局
介護保険は
今は必要なくなりました。
在宅介護をしてみて
わかったことがあります。
いつもは介護のスクールや
看護学校で教えている立場ですが
実際に言うのとするのでは違いますあせる
そして同居と別居でも違います。
同居の家族を介護すると
ついついやりすぎてしまい
自分を犠牲にしてしまったり
完璧を求めてしまいがち。
在宅訪問看護で
時々思っていました。
このご家族
ちょっと手を抜いたらいいのにって。
神経質になりすぎて
ぴりぴりが伝わってくるし
看護師がベッドサイドでバイタル測定から始めて
ケアに移っていく間も
張り付きが半端ない。
大切なお母さま
あるいはお父さまだというのはよくわかりますが
娘さんあるいは息子さん
もうすこし楽に構えていただきたいな・・・と
思っていました。
ところが
ところがです。
自分がいざ
その娘さんの立場になったら
わたし
気がついたら
半端なく神経質で
完璧主義になって介護してました。
時々わたしの娘や孫が
お見舞いに来てくれますが
テーブルクロスを汚したり
クッションの置き方を変えられたら
イラッときてました。
もう
孫が母親のまわりに行くと
貼り付きです。
布団をむやみに押したりして
ふわふわがなくなるやんびっくりマーク
おおきい声だしたら
おばあちゃんが休まらないから
静かにしてー
母親の食事作りにも
神経質になり
食材はどんなに遠くても
納得する新鮮な物
日本製を探して買ってくるとか。
母親が喜んで食べてくれるように
いいお肉を探して
電車で買いに行くとか。
こだわりが
すごくなってきてました。
そう今日は何が言いたかったかというと
介護には癒やしが必要だってこと。
介護だけではなく
人のお世話をする人には
まずは自分が癒やされていないと
人を癒やすことができないということです。
わたしは
はっと気づきました。
わたしの使命は
癒やしだったやン💌
傷ついたヒーラーといわれる
きろんを
活動の名前にしたくらい
癒やしはわたしの人生の目的であり
到達地点。
アロマセラピーをはじめたのも
必然だった。
2004年1月
アロマセラピー・アドバイザー
2004年5月
アロマインストラクターを取得し
2005年から
初めてアロマセラピーを病院に導入しました。
問題は色々ありました。
西洋医学が主流の
その頃の病院で
アロマ?
なにそれ?
が当たり前の時に
とにかくお医者さんに
知ってもらうことから初めました。
最初にお話しした外科医は
アロマセラピーを医療に導入なんて
知らなかったけど
たまたま
化学記号から話しがはじまって
分子構造で精油にたどり着き
話が盛り上がったんです。
そして
その先生の力をお借りして
病院でがん末期の
麻薬を使っている患者さまでしたが
芳香浴の研究をさせていただきました。
これがわたしの
臨床でアロマセラピーを取り入れた
最初の出来事です。
毎晩
アロマランプで
日替わりの精油を使い
芳香浴をしてもらいました。
看護助手さんに
夜寝る前にランプに精油を垂らしてもらいました。
電気のアロマポットですが
しばらくして入眠されたら
電源は切ってもらいました。
患者さんに
香りの評価をしていただきました。
ミカンの香り
パリのシャンゼリゼ通りみたいな香り
眠たくなる香り
なにもにおわない
サンマみたいな香り
いろいろ
協力的に
香りの分析をして下さいました。
初めてのことでしたが
眠れたって言われる日のほうが多く
痛みも緩和されていたのでしょう。
そのあとも
職場をかわりましたが
かわった先で
必ず
例のことをやっちゃいました。
アロマのプレゼンです🌸
どこへ行っても
アロマを臨床に取り入れたい看護師として
まずは同僚に理解を求め
同じ気持の看護師や介護士を探し
上司に相談し
プレゼン
勉強会
施設や病院のイベントには
アロマセラピーを取り入れてもらいました。
なんでもそうだけど
やったことのないことを
1番に取り入れるって
結構大変で
悪者になることも多かった。
なにそれ
なにしてるの
看護師のくせに
看護だけしておけばいいんじゃないの
巻き込まないで
まあ色んな目で見られました。
否定も肯定もあります、当然。
受けいれてもらえず
シュンとなる日もありました。
でも
パソコンでぱちぱちと
パワーポイント独学で
2006年
初めて院内プレゼンをすることができました❗️
好きなことのためには
どんな壁も弊害も邪魔にも
屈することなくできた
占星術でいうならば
あれは火星の年齢期。
ながくなるので
わたしがアロマを知り
アロマを病院に導入した物語は
また今度に続きます。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ケアサポートきろんも
よろしくお願いいたします。
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