人に頼ることの大切さを学んだ
結婚式・披露宴は
いつでも誰のときでも
うっとりできる素敵なセレモニー。
今回
介護保険外のサービスの依頼をいただき
当日を迎えるまで色々あった。
在宅での医療的ケアを必要とする
クライアントが
式に参列する場合
介護保険も使えないし
医療保険も使えない
そんな時
介護保険外事業とか
フーリーナースとかの
出番となる。
過去には
人工呼吸器を装着したまま
病院からワンボックスカーで
約3時間かけて他府県に向かい
結婚式場で一日中サポートしたことがある。
帰ったら日付け変わる前だったなー。
今回も
同じようなケース。
参列者は式に集中していただけるよう
急変時をのぞいて
わたしがほぼ全てのケアを行う。
医療的ケアもあるので
式場での移動の際
器具の持ち運びや
ケアをどこでするのかも
臨機応変に立ち回らないといけない。
リクライニングでの長時間は
ハイリスクなので
たまにストレッチャーに移乗する。
ついこの前
ぎっくり腰をしたばかり・・・
依頼があってから
2ヶ月半
ケアマネージャーや
医療関係者と連絡を取り合っていた。
遠方なので
面談に行くことができなくて
動画で様子を伺うのみだった。
結婚式の準備は
本人や家族も大変で
席のことから食事のことや
引き出物ことから
余興は誰にいつ何をしてもらうとか
それはそれは
仕事の合間を縫っての
準備でヘトヘトになるものです。
その中で
クライアントのサポートのための
タイムスケジュールも組んでもらい
検討に検討を重ねた。
結果
わたしは虫の知らせというか
直感というか
胸のざわつきから
今回は一人でするのはやめようと
ほぼ前日に決断した。
晴れの日を迎えるまで
在宅でもすごく気を使って
介護事業者や医療者がサポートしてきたという。
結婚式と披露宴の間
利用者が苦痛なく
あるいは
急変時に迅速に対応できるように
ひとりでの支援はやめようと思った。
でも急に
誰かに頼むって・・・
知り合いと呼べる人を
頭の中を
全て思い出そうと
ぐるぐる回した。
そうやん
近所に
わたしと同じような
介護保険外事業をされている
あの方がおられるやん
とひらめき
即連絡し
予定を確認。
全部の時間は無理だったので
隙間隙間に来ていただけることになった。
その空白の時間がまた問題。
また頭の中をぐるぐる
いろんな人を思い浮かべた。
そうだ
あの人に連絡してみよう。
以前から一緒に
アロママッサージのボランティアを
してくれていたあのかたに
頼んでみようと
連絡すると
二つ返事で快く受けてくださった。
というわけで
全日二人体制で
サポートにあたることができて
安心・安全が守られた中での
医療的ケアができたので
ほっとしました。
一人でできるかもって思っても
無理せずに
誰かに頼んだり
誰かと一緒にすることって
大切だなって思いました。
人を頼ること
この経験を積み上げて
もっと
人を頼っていこうと思います。
今まで一番苦手だったこと。
一人でやらないといけないと思い込んだり
なんでも一人でできちゃう人こそ
人を頼る訓練は必要。
そして気づいたのは
わたしは人に恵まれている❗️
窮地に陥った時
手を差し伸べてくれる人が
必ず現れてくれる🤗
本当に嬉しいことです。
今日
お手伝いしてくださったお二人には
本当に感謝でいっぱいです。