アロマを臨床に広めた物語(2006年〜) その②

こんばんは

きろんのブログにお越しくださり
ありがとうございます。

前回のブログから
ずいぶん経ってしまってました💦

毎日の
母親の介護と
これからどんな人生を歩んでいこうかと
構想を練っていたら
1ヶ月近く経ってました。

母親は
徐々に歩けるようになりましたが
個性をとりもどし
わがまま放題で!!

仕事なら
クールにかわすことができても
24時間
同じ家の中にいると
そうもいかず
「自分勝手な年寄り」に
そうとう心をやられてました。

何かの映画で
自分勝手に生きたもの勝ちって
誰かが言ってましたが
ほんとにその通り。

わたしは特に
人の痛みや辛さに敏感で
感じると
身体がすぐに動いてしまい
相手はそれを見透かしていて
余計にわがままになってしまうという
悪循環の関係性に注意が必要なんです。

占星術で言うと水のサインが多いから
時々自分を振り返り
今、どのくらいの距離で
相手と接しているのかな、と
バウンダリーに注意する必要があります。

そう思えるようになったのも
星読みを始めてからでした。

星読みは
良い悪いとか
占い師の言うことに従わなければ、と
言うのではなく
自分の人生を自分で作り上げていく
一枚の絵の下書きのようなものです。

おもに
心理占星術をやっていますが
日々バージョンアップしていくのが楽しくて
私にとって
一生ものの勉強であります。

また前置きが長くなりましたが
アロマセラピーを臨床に取り入れた
その物語の続きです。

ここからが本題

前回は
パワーポイント独学で作成し
2006年
初めて法人内でアロマのプレゼンをすることができた
と言うところで終わっていました。

アロマを臨床に広めた物語(2005年) その①

こんばんは きろんのブログにお越しくださりありがとうございます。 母親の介護中ですが要介護認定は要介護2が出ました。 徐々にベッドからはなれて生活できるようになり…

好きなことのためには
どんな壁も弊害も邪魔にも
屈することなくできた
占星術でいうならば
あれは火星の年齢期だったんですねー。

さて
プレゼン後は
法人内で勉強会を開催しました。

病院・介護施設・訪問看護・ケアプランセンターなど
全職員を対象として
アロマとは・・・から始まり
アロマミストスプレーや
アロマ軟膏などの
アロマクラフト作りをして
皆さんにアロマを身近に感じてもらえるように
取り組んだのです。

その成果もあり
訪問看護部門では
利用者さんのほぼ9割に
アロマケアを訪問中に行うことができました。

パーキンソンの利用者さまは
My足浴器の中に
お気に入りの精油を混ぜて入れ
独居の利用者さまは看護師が訪問するのを心待ちにしており
精油で足浴のあと下肢の保湿をしました。

高次脳障害の利用者さまは
車椅子に移乗後に足浴を行いましたが
離床のきっかけになり
これはご家族にも喜ばれていました。

下肢のむくみのある利用者さまや
お話好きの利用者さまには
スイートアーモンドオイルと精油のブレンドで
ハンドやフットマッサージを
させていただきました。

スイートアーモンドオイルを選んだのは
オレイン酸やビタミンA・B・Eも含まれ
栄養分を豊富に含んでおり
敏感肌や乾燥肌の方だけでなく
どのようなタイプの肌にも良く合うからです。

高齢者向けなので
濃度は1%弱で作りました。

使用の前には必ず
パッチテストを行います。

足浴の場合は
精油だけお湯に入れると
精油はお湯に溶けず
浮いた精油が
肌を刺激してしまい
皮膚の炎症を起こしてしまうので
精油を解かす
撹拌用のバスオイルに混ぜなくてはなりません。

訪問看護師は
出かける前に冷蔵庫を開けるのが
習慣になりました。

そこには
わたしが調合した
アロママッサージオイルが入っています。

夏場は温度管理が重要で
野菜室にしてておくのが一番いいですね。

わたしの影響を受けた看護師は
アロマの資格をとりに行ってくれたりと
協力的でした。

もちろん
訪問看護でアロマセラピーを行う前には
主治医への説明と許可が必要ですし
それ以前に重要なのが
利用者様やご家族への説明と同意です。

プレゼンから実際に始める前には
綿密な計画と
準備が必要で
協力者が本来ならいてくれるとありがたいですが
そのころは
まだまだアロマってなに?
と言う危険扱いされていたし
未知の分野だったので
孤独でしたねー。

最近では医療や介護の世界にも
新風を吹かせる人材が多くおられて
ミスマッチと思うようなことでも
どんどん取り入れて
病院でも施設でも
斬新な改革が普通にできる世の中になりました。

そのころは
医療は医療に似合ったことを
介護は介護で
身体と生活さえ守ればいいと
個人のオリジナリティーは
後回しだったように思います。

そんな中で
わたしが臨床にアロマを取り入れるなんて
革命に近い
頭正気か?のような空気感でした。

まあまあ苦労はしましたが
スタッフに恵まれていて
軌道に乗せることができたし
訪問看護の次は
同じ法人内で
リハビリスタッフの
アロママッサージ導入に対する理解でした。

これは
訪問看護のように
日常的にはできなかったので
施設のお祭りイベントの際に
リハビリスタッフの方にも協力していただき
アロママッサージを一緒にしていただきました。

リハビリスタッフの方も
看護師同様
アロマセラピーには興味を示してくださり
協力していただけたので
とてもラッキーでした。

もうひとつ
わたしが次のステップに進む際も
後を任せて
アロマケアを行ってくれる看護師の存在がいてくれたことが
継続看護ではラッキーなことでした。

と、こんな感じで
2006年から
芳香浴でのがん患者さまへのアロマセラピーに続き
アロマのプレゼンを通して
訪問看護や老健でのアロマセラピー導入の経過です。

アロマを臨床に取り入れることができ
看護に取り入れたことでの
訪問看護のやりがいにつながったのは
利用者さまの笑顔ですが

それにも増して
気持ちいいースターという
リラクゼーションを得たことで
副交感神経が働いたことでのストレス緩和に繋がります。

それによって
病状の悪化防止ができる可能性が広がったということ

そして
利用者をお世話する看護師や
他のセラピスト自身が癒されることで
仕事のパフォーマンスが上がるびっくりマークという
メリットもありました。

パート②はここまでで
次回は
他院でアロマが取り入れられた経緯と
勤務中だけではなく
OFFの日にもライフワークとして行った
アロマボランティアができるようになった経緯も
お伝えしていきますね

長文お付き合いいただき
ありがとうございました。

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