ハンドマッサージから出会うナラティブとは

こんばんは☺️
きろんのブログにお越しくださり
ありがとうございます💕

今月から
文化創造館で
ハンドマッサージの講習会を始めました❣️

思えば2005年より
長年アロママッサージのボランティアをしていました。


ボランティアは永遠には続けられないし
でも患者さんや利用者さんの癒しは必要だと思った時ひらめきました。


わたしが訪問して行うよりも
現場の方に覚えてもらって
ほんの5分でも
ベッドサイドで
会話をするように
皮膚に触れてもらえたらって思いました。


そこで
長年の経験をもとに
技術をわかりやすく
パワーポイントにまとめて
説明と実技で1時間もかからない
マッサージ講座をしようと思っています。


すぐに明日からでも
実践できるように
簡単に覚えられる方法を
お伝えします。


今日は
文化創造館で
ほんの十五分くらいのレクチャーでしたが
大変喜んでいただきました。


人生の大先輩である男性の方も来られ
帰ってから奥様とお互いに
ハンドマッサージをしてみます・・・と言われてました。


他にも
参加された方は
途中で急用があり帰られましたが
とても楽しみにしていたとのことです。


毎週するので
どこかでできたらいいですね。


もう1人の方も
とても楽しみにしてくださっていて
癒されると喜んでおられました。

今日来られたみなさま
マッサージを受けながら自然とご自分の物語を話されていました。


それぞれのナラティブを通して心の癒しや安心感を
お土産に持って帰っていただけたようでした😊


前にいるわたしの雰囲気というかオーラが
なんでも話したくなる雰囲気って言われたことが
とても嬉しい☺️

傷ついたぶん
人の痛みがわかるようになれたのかな。


わたしのナラティブで忘れることができない
大きなことは1回や2回ではなくて
子供の頃からの満たされない思いや寂しさ
涙を流した日々も
まんざら無駄ではなかったなって思いました。


人は人でしか癒されることはできないといいます。


自分を語ることで
自然と癒されているんですね。

ナラティブという言葉は
ターミナルケアをしていた40年前には耳にしなかったけど
緩和ケアの勉強をするようになった10年前には
よく聞く言葉になっていました。


ハンドマッサージとナラティブは相乗効果があると思います。


ハンドマッサージは身体の緊張を和らげ
リラックスさせる効果があります。


ナラティブとは物語やストーリーを意味します。


そのストーリーが心や感情に訴えかけ
気づきを深めることがあります。

ナラティブをハンドマッサージに組み合わせることで
受け手は物理的なリラクゼーションと同時に
感情的なリラックスやストレスの解消を促すことができます。


ストーリーやテーマによって
受け手の気持ちや心の状態が変化し
マッサージの効果がより深く感じられる可能性があります。

また緩和ケアとナラティブもいい組み合わせです。


緩和ケアでは患者さんに対して
身体的な症状だけでなく心身の苦痛を軽減し
その人らしい生活を支援できる可能性があります。


ナラティブは人の体験や感情をストーリーとして捉え
その物語を通じて自分の意味を見出すことができるのです。

緩和ケアにおいてナラティブを活用することで
患者さんやそのご家族が直面する感情や困難に向き合い
人生の意味を見つけるお手伝いができます。


ナラティブを共有することで
患者さんとご家族と医療スタッフ間でのコミュニケーションも深まります。

今日のように
短時間のハンドマッサージでも
来られたお客様は自然と
ご自分のこれまで生きてきたストーリーを
物語のように語ってくださいました。

誰かに
自分の生きてきた証のような物語を
聞いてもらえることって
みんな誰でも持っている欲求なのかもしれません。

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